また別の日に、救世主ハリストス大聖堂に行きました。
ここも、非常に大きく、世界の正教会の中で一番高さのある聖堂です。聖書を題材にした様々な彫刻が施されていました。
そこにいる時に、同じ学会に来ていた大学院時代の先輩から、「何しているん?」というLINEが届きました。
先輩は、さっきまでこの聖堂にいたらしく、屋上展望台に行こうとした時に、料金所の方に断られたようです。
というのも、仏教徒の先輩は、特に気にせず観光客感覚で聖堂を訪れ、その服装がハーフパンツだったのが原因で断られたとのこと、
「短パンで行くのは、だめ」と言われたそうでした。
それでも、めげなかった先輩は、
Tシャツの裾を伸ばし、短パンを下げられる分まで下げて裾を膝下までにし、
「ハーフじゃないよ!」と英語で言ったそうですが・・・(笑)、
料金所の方に「ジェントルマンしか中に入れないのよ、神様は短パンが好きではない」と言われたそうです。
料金所の方に「ジェントルマンしか中に入れないのよ、神様は短パンが好きではない」と言われたそうです。
先輩は、「そんなことはない、神様は短パンを嫌いでない」(そんな心の狭い人ではない)と
英語で呟いたようでしたが、
「郷に入っては郷に従え」で、その場を立ち去ったとのことでした。
常識的に考えれば、聖なる場所に短パンなどは、「礼を失っていた、失礼だ」という話です。
しかし、これまで諸先生方が語ったバイブルサービスで伝えられている神は、
しかし、これまで諸先生方が語ったバイブルサービスで伝えられている神は、
そんなに心の狭いお方でもない話の方が多く、先輩の呟きも、一理あると思いました。
(※この話の掲載について、先輩から快諾を得ています)
屋上展望台は、4方向からモスクワ市内の眺望が楽しめ、クレムリンも見ることができました。見晴らしも良かったです。
次の記事では、あちこち訪れて考えたこと、調べて知ったことについて、浅はかで恐縮ですが、触れてみることにします。
(文責:中嶋)