レクリエーションインストラクター養成課程では、毎年近隣地域の高齢者の方々をお招きして、
しらゆり健康倶楽部~みんなで・遊んで・笑って・健康長寿!!~を開催しております。今年で4年目となる今回は、6月18日・25日・7月2日 前期開催が第1弾で、第1回目が先日無事に行われましたので、今日はそのご報告です。
学生さん方は、チームに分かれ、この1か月半かけて、企画を考え準備をしてきました。何度かリハーサルを行い,参加者への説明,ルール,役割分担,材料の工夫などに修正を加えながら準備を進めてきました。それでも実践においては参加者の様子や動きに合わせて,さらにルールを変更し行いました。学生さんは変更した内容に合わせてチームの役割分担をうまく調整して対応することが出来ていましたね。
昔懐かしのおはじきやかるたのゲーム、いつの間にか、おはじきの飛ばし方を学生さんが教えてもらっていました(笑)また勝敗の出るゲームはとても盛り上がり,参加者の方々の歓声を聞くごとに学生さんたちもうれしそう。学生さんとの会話に夢中になって順番を忘れてスタートダッシュが遅れてしまったチームもありましたが、それも「また楽し」ですね!
このような学生さんの経験は想像力,発想力,臨機応変さ,そしてチームワークの価値を理解することに繋がったのではないかと感じています。
またどれだけ入念な準備をしても,当日の参加者の方々を理解することがとても大切,そして何より学生さん自らが楽しむことがその場の雰囲気を作り,参加者の方々を楽しませることができる事にも気付くことができたのではないでしょうか。
参加者の方々は近隣地域の高齢者でリピーターの方々が大半を占めています。もちろん,企画でも盛り上がりをみせてくれましたが,中には体力的にあまり企画参加出来ませんが毎年,学生さんとの交流を楽しみとして来てくれている方もいらっしゃいます。
また学生さんは,参加者の方々からの声がけやフォローもあったり,参加者の方々の好意的な交流によって普段とは違う「気遣い」や「優しさ」を感じられる温かい空間の中で進めることができました。
地域高齢者の方々との関わりは、普段の生活では経験できないようなコミュ二ケーションや自分では気が付かなかった力を伸ばせる有意義な機会になりました。これこそが多世代交流によって得られる貴重な成果だと感じています。
参加してくださっている地域高齢者の皆様方、毎年たくさんのことを学生さんに経験させてくださり、心より感謝しております。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。