みなさん こんにちは!
私は精神保健福祉士資格取得を目指す4年のMです。
昨年度から実習の準備に励んできましたが、7月に精神科病院で精神保健福祉実習を行いました。
実習初日から4日ほどは、右も左もわからずに取り組んでいましたが、それでも毎日が発見の連続でした。
たくさんの患者さんやデイケアの利用者さんとお話して、日々の生活や入院生活の大変さ、楽しさをお聞きできたことは、とてもいい経験になったと思っています。
特に精神科デイケアでの実習は、実際に利用者の皆さんと卓球やカードゲーム、塗り絵、菜園の整備など様々な活動を通して、一見すると遊んでいるように見える様子が回復に必要な非薬物療法であることや、支援する側とされる側ではなく、人と人との関わりの大切さを改めて実感することができました。
実習は緊張や不安がたくさんありましたが、「初めての実習で緊張していて…」と話すだけでも、「大丈夫だよ、私はあなたとお話できて楽しい」などと患者さんや利用者さんに声をかけていただく場面もあり、このような言葉や笑顔に私自身もとても救われました。
また、巡回指導でも先生が来てくださることの安心感を大きく感じました。巡回指導では実習のことももちろん、生活のことも話すことで落ち着ける空間があると感じることができるのは、実習をするうえで、さらには自分自身の健康を保つために必要なことだと身をもって感じました。
実習全体を通して、多くの貴重な場面に立ち会わせていただき、教科書で学ぶ事例とは違う感情が動く学びがありました。実際に関わる中でしか得ることのできない、予想外の反応や小さな変化に気づく力の大切さを知ることができたと思います。
実習をお引き受けくださいました指導者の皆様やスタッフの皆様、患者さんやデイケア利用者のみなさんには、心から感謝しています。
8月には基幹相談支援センターでの実習が待ち受けています。病院実習の経験も十分に消化しきれていないのですが、これから実習報告書をまとめながら、実習での経験を自分のものにしていきたいと思います。
このブログを読んでくださる方の中には、「せっかくの夏休みなのに大変だな」と思うかもしれません。私もそう思っていましたし、実習は大変だから自分にできるか自信がありませんでした。でも、実際に実習に行ってみて、精神保健福祉士としてだけでなく、人間としても成長できたと思います。
まだ基幹相談支線センターでの実習があるで、8月のお盆までは少しゆっくりしながら、でも実習へのモチベーションを維持して、次の実習に取り組みたいと思っています。
