みなさん、こんにちは。
いよいよ今年も残りわずかとなりました。いかがお過ごしですか?
12月の仙台は、恒例のイベントがあります。それが、”光のページェント”。
仙台の中心街に「定禅寺通り」という通りがあります。毎年、決まった時期にその通りにあるケヤキの木にLEDをつけて飾り付けをします。
夕方になるとLEDの光に飾られた並木道は、なんとも幻想的な世界に変わります。
仙台の光のページェントは、1980年代半ばに始まりました。市民ボランティアが「光の都」(仙台は杜の都と呼ばれていて、街は緑に囲まれています)を理念に、ケヤキ並木にイルミネーションを施したのが始まりと言われています。このイベントは、実行委員会を中心に行われています。毎年自治体から補助金はあるもののその多くは市民や企業からの寄付金で賄われています。一時期、仙台のシンボルであるケヤキの木に電線を巻き付けるのは如何という問題もありましたが、市民や企業が一体となって今は木を保護しながら(直接木に電線を巻き付けないなど)行われています。今となっては、仙台の12月の風物詩となり、市民に定着しているようです。
先日は、東京から仙台にいらっしゃった方の話で、娘さんから「折角仙台に行くんだったら、”光のページェント”見てきたら」と言われたそうです。少しづつその知名度は全国規模?の予感が...。
毎年多くの方が、このイベントを見にやってきます。私もそうでしたが、スマホでパシャパシャしている人があちらこちらで見受けられました。ケヤキ並木の下から夜空を見上げると星が輝いているように見えます。8月は七夕で天の川を見て、12月は少し高いところから、冬の天の川?を見ることができます。
みなさんも、一度ご覧になっては如何でしょうか。
写真のテクニックがイマイチなので、幻想的というのはみなさんの想像力に期待して...撮ってきた写真を掲載しておきます。