まずはじめに、今回の災害でお亡くなりになった方にこころからご冥福をお祈り申し上げます。また、そのご家族、ご親戚の皆様には心よりお悔やみ申し上げます。さらに、被災された方々には一日も早く普通の暮らしに戻られますようお祈り申し上げます。
西日本で6月末から降り続いた雨は、先週西日本の広範囲において甚大な被害をもたらしました。所謂「西日本豪雨」です。今日もテレビや新聞で、被災地の悲惨な状況を目にします。その光景は、7年前に私たちが経験した未曾有の震災を思い起こします。
当学科では、数年前まで愛媛県の御荘町にある医療機関に実習生をお願いしておりました。その縁もあって、今回その医療機関と縁のある教員にSOSが届きました。医療法人本部がある宇和島市で「水の確保ができない、復旧には半年かかりそうだ」というものです。水はすべての源になるものです。その水が断たれるということは ・・・。宇和島市は、この宮城県、仙台市とは「伊達つながり」があります。そこで、「水」を送る、水を貯めるための「タンク」を送る、水が少量で済む「無洗米」を送るなど、先方からの要望になるべく応えられるように物資を調達しました。500ℓ、300ℓ、200ℓのタンク、合わせて70個強、20ℓ入るポリタンク数十個、無洗米600㎏、二槽式洗濯機5台、タオル、ペットボトルの水などを10トントラックに積んで7月13日現地に向けて送りました。
物資の積み込みには、在学生、卒業生、施設のスタッフ、教職員が力を合わせて1時間かけて積み込みました。
物資を提供してくださった方、連絡調整に携わってくださった方、この非常事態にこころよくトラックを提供してくださった建設会社の方すべての方に感謝申し上げます。
ありがとうございました。