みなさん、こんにちは。
心理福祉学科学生グループ(SFG)での企画の一環として、学科ブログを執筆させていただいております。
今月の担当は心理福祉学科3年の小山です。
6月も終わりかけ、やっと梅雨に突入しました。雨が降ったと思えばいきなり晴れて暑くなったりと、天気が忙しい季節になりました。体調を崩しがちになる季節ですが、元気に過ごしていきたいと思います。
さて、本題に入りたいと思います。5月から社会福祉士の実習についての勉強や準備、ゼミ活動などが盛んになり、とても忙しかった印象があります。そんな頑張っている自分へのご褒美と気晴らしとして、友人と共に仙山線に揺られながらニッカウヰスキー工場に見学に行きました。
ニッカウヰスキーのスタッフの方に工場のツアーをしていただきながら、ウイスキーの製造過程からニッカウヰスキーの創造者である竹鶴政孝氏のお話をしていただきました。ニッカウヰスキー工場は、緑豊かな場所にあり、建物がすべてレンガ造りになっているところが特徴的です。これは、竹鶴政孝氏の「ウイスキーは自然が作り出すものだから、できるだけ木を切らず、建物をレンガ造りにしなさい。」という遺言から今も守られているニッカウヰスキーの伝統となります。
ウイスキーの作り方を簡単に説明しますと、大麦を糖化させ、発酵し蒸溜を行った後に貯蔵します。貯蔵しているものには、30年ほど貯蔵されているものもあり、私が産まれる前のウイスキーがたくさんあることが分かり驚きました。実際に貯蔵庫に入らせていただいたのですが、中は薄暗くひんやりしていました。しかし、ウイスキーが入っている樽を冷やす電子機器などは何一つなく、まさに自然の力でウイスキーは作られているのだなと実感しました。
ガイドツアーの後にウイスキーの試飲があったのですが、私はウイスキーを飲んだことがなく、初めてのウイスキーでした。3種類のウイスキーを試飲させていただき、それぞれ味や対象とする年齢や性別があることが分かりました。ウイスキーの工程を思い出しながら実際にウイスキーを飲んでみると、感慨深いものがありました。
改めて私たちがいつも美味しくいただいているものや当たり前のように使っているものに心を込めて作っている人が存在しているということを思い出せた1日でした。
皆さんにもこの素晴らしい1日を体験していただきたいなと思います。お休みがあればぜひ行ってみてください。