みなさん、こんにちは。
9月も下旬になり、日に日に肌寒くなってきました(でも、これを書いている日(25日)は暑い!)。
台風も去り、今日(25日)は晴天! まさしく“天高く馬肥ゆる秋”。
秋は空が澄み気候が良いため食欲が増し、馬が肥えるという意味です。
馬も肥えれば、人も肥えます。そう、秋と言えば芋煮会! 待ち遠しい!
仙台は味噌味、豚肉で山形は醤油ベースで牛肉。
うん? 今日の話題は芋煮の話ではなかった(まだ、写真がない!)
修正しま〜す。
今日の話題は、“芸術の秋”でした。
実は、宮城県美術館で7月16日から今日(9月25日)まで開かれている「特別展 ポンペイ」を観てきました。
ずうっと観たい観たいと思っていましたが、なかなか行く機会がなくて...今日が最後ということもあり、意を決してようやく観てきました。
みなさん「ポンペイ」ってご存じ?
「ポンペイ」とは、イタリア南部にあった都市です。西暦 79 年にヴェスヴィオ山が大噴火したことで、ポンペイの街は大量の火山灰と軽石に埋もれてしまいました。今回の特別展では、当時の人々の生活を垣間見ることができます。約2000年前の生活です。
展示会に行って驚いたのは、“これが、2000年前の生活?” ってことです。現代にも通じるような生活。
例えば、食生活、炭化したパン。味を確かめることはできませんが、現代のパン屋さんでも売っているような感じのものでした(炭化したパンじゃないよ)。
目玉焼き器。なるほど、一度に4つの卵が焼ける? 丸いパンを焼く? もしかして、現代よりも画期的?
外科器具入れや薬箱。これも驚きです。現代のものかと思うくらいです。
指輪、金で出来ていて、“蛇”を模した形のもの。イヤリング、もうこれは現代のそのものです。その精緻な細工。見事としか言いようがありません。
他にも随所にフレスコ画やモザイク画。これも見事です。壁に書かれた絵(詳しくは調べてみて)ですが、その描写、色使い感心仕切りです。猛犬注意!なんてのもありました。その描写が見事!
また、別な意味で驚いたのは、今回の作品はすべて撮影可能だったということです。普通は、美術館等でイベントが行われる場合、写真撮影や動画での撮影は禁止されるのですが、今回はフラッシュを焚くことと動画での撮影は禁止でしたが、写真はOKとのことでした。
注意事項の読み違いがあると“まずいな”と思い、一応美術館のスタッフに口頭で確認。やはりOKなのです。
(ブログに掲載も商用じゃなければとOKと。感謝!感謝!)
このようなものを観ると、記憶に留めておくということが多く、時間とともにその詳細は忘れられてしまいます。今回は、記録に残しましたので、それをみて、記憶を蘇らせることができます。
ポンペイの人々の暮らし、2000年後の現代にも通じるような文化には、本当に驚かされました。いつまでも記録・記憶に留めておきたいものです。
それから、美術館に入るまで宮城県美術館キャンパスメンバーになっていることを忘れていましたが、入口に看板があり、チケットを購入するときにそのことを伝え、証明書(学生証や身分証明書など)を提出すると半額で入れるのです。
使わない手はありません。これからもバンバン美術館に行こ〜っと。
馬肥ゆる秋...ではなく、芸術の秋! みなさんの近くにもいろいろなイベントがあるはず。ぜひ、足を運んでみてはいかが。