フィールドワーク4日目!!この日はフリータイム!!各自、自由に観光しながら韓国文化の理解を深めます。笑
私は「どっかのグループにお邪魔できないか」「ハミゴ(関西弁でグループからはみ出した子の意)はちょっとね」と可能性を探りましたが当然、学生には学生の時間があります。どの学生グループから誘われるわけでもなく笑、さりとて一人旅する気持ちも起きず、己の老いを痛感しながらも「やむなし!ホテルの大浴場に浸かりつつ、部屋ではネトフリでアニメ『ハンター・ハンター』でもみて(たまに仕事して)!ホテルでゆっくりするか!」と決めました。
そんなこんなで午前中ホテルでゆっくり過ごしていましたが、ゼミの4年生(韓国滞在7回目)に「韓国にいるのにホテルでハンターハンターはダメです。舐めすぎてます笑」と一喝してもらい、午後から韓国の観光地をまわってみることにしました。
宗廟、景徳宮などいわゆる韓国ソウルのメジャーな観光地を回ってリラックスして時間を過ごしました。途中、雪など降ってきてカフェなどに避難しましたがこの時間の良いこと良いこと。ゆっくりした時間でした。学生たちも調査で疲れたでしょうから本日はとくに楽しい思い出を作っているといいなと思いました。
5日目は帰国。朝の5時にロビー集合、9時に出国、仙台到着は11時。フィールドワーク、あっという間でした。さすがに初の引率ということもあって私も疲労しましたがとにかく学生を無事に仙台空港まで送りて一安心。今回、韓国は政情不安の情報などもありましたが大きな混乱もなく無事に終えることができました。
今回は韓国の方々の温かさを特に感じました。いく先々で温かい歓待をうけました。誠心女子大学の皆様、NPO法人『ナム』の皆様、ソウル市北区高齢者保護局の皆様、ソウル市ドンブ老人ケアセンターの皆様、本当にどもうありがとうございました。
この後、学生たちは報告書執筆に臨みますが、その作業を通してできるだけこの調査と経験を深めてほしいなと思います。
それにしても・・・
最終日のフリータイムをホテルで過ごそうなんて。これは私の老いなのか!笑 多分そうですが、言い訳するとですね・・。
日本語がところどころ通じてしまう環境だと私、海外でもあまり燃えないんですよね笑 英語とかその土地の言語で四苦八苦する、ってのが海外の醍醐味のひとつですが、それを味わえそうにないからホテル滞在を選んだ。というのはやはり言い訳ですね。笑。老いたのだと思います。かつて京都の禅寺でお世話になった老師が「歳はとりたくねえもんだな!!!」と咆哮していた場面に居合わせたことがありますが、まさにその通り。無理は禁物ですが、精神的に歳はとりたくないですね。その点、今後も学生から精神的な若さを学び取りたいと思います。
一方で学生たちには「これからも日本語が全く通じない環境に飛び込んでいこう」と今後のメッセージを送りたいです。そのストレス、難しさ、怖さや孤独。そこを切り抜けようとすることで生まれる不思議なエネルギー。何よりもそういう環境だからこそ感じる人の温かさ。学生は今回まさにその経験をしましたよね。フリータイムなど自分たちだけでガイドなしで行動した時間はまさにその時間だったと想像しています。とにかく今はお疲れ様。学生たちはよく励まれたと思います。