去る8月27日(火)・28日(水)に、北海道の北翔大学において「学生FDサミット2019夏」が行われました。心理福祉学科からはSFGメンバーの1、2年生合わせて5名(+教員)が参加しました。学生FDサミットは、日本全国の大学・短大から集まった大学生たちが、大学をよくするための方策について学生の目線から意見を交換し、交流を深めるイベントです。今回は、「大学はつまらない?~今、私たち学生にできることは~」をテーマに、全国約40の大学・短大から学生・教職員を中心に約200名が集まって開催されました。
1日目は、ポスター発表で各大学の取り組みを学びました。学生発案型授業や学生によるベストティーチャー賞、学生が実施する授業アンケート、学生が授業運営に関わるSA (Student Assistant)など、本学では見られない斬新な取り組みが数々見られ、学生たちもだいぶ刺激を受けたようです。残念ながら本学からの発表は今回は見送ったのですが、次はぜひ、本学からも発表をできれば、と思います。
2日目は、各大学から参加した学生・教職員をバラバラに組み合わせたグループを作って、「大学はつまらない」をテーマにしゃべり場を行いました。その成果は各グループごとに模造紙にまとめて、発表会で披露しました。本学から参加した学生たちも、それぞれのグループで大いに活躍してくれたようです。
以下、参加した学生たちからの感想です。
今まで知らなかったFDという活動を知り、学生自身の学校生活は学生だからこそ変えることができるのだと感じました。どう過ごすかは自分次第だということも実感できました。また、白百合では行ってこなかった活動をポスターセッション等の発表で知り、より良い学校生活にするためのヒントも得ることができました。
1年・小山
初めてFDサミットに参加してみて、最初はすごく固い会議のようなイメージだったけど、全然違くて、他の大学がやっていることがたくさん分かったり、他大学との交流が一気にできる為、コミュニケーション力もあがり、友達もたくさんできて、色々な話をして自分的にも成長出来たかなと思いました。今回のチームは本当に良く、先輩方も可愛くて優しい先輩方で、ぜひ次回の広島にも今回のメンバーで行けたらいいなと思いました。FDサミットというサークルのようなものを作った方が効率も良いのかなと思いました。
1年・山口
FDサミットに参加して、多くのことを学ぶことができました。多くの他大学との交流の中で、新しい視点からの活動などを話す機会があり、これからの大学生活などでも大いに役立つ知識を得ることができました。特に、日本大学の学生発案型授業については印象に残りました。日本大学では、授業に興味と意欲を持ってほしいという目的から、学生がアイディアを出して身近なものを科目にし、授業を開講することを行っていました。その科目の中には、「コンビニ学」や「恋愛論」などというものがあり、とても興味が湧くと共に、自大でもそのようなことをしたいと思いました。今回参加させていただいたことで、とても有意義な時間を過ごすことができ、とても良い経験になりました。
1年・齋藤
いずれの参加者も大満足の様子で、次回のサミットもまた参加したいとの声が多く聞かれました。まずは、今回のサミットで得てきたものを日頃の大学生活に生かしていきましょう。最後に、今回のサミットを企画・運営くださった北翔大学アンビエントのみなさま、貴重な経験をさせていただきありがとうございました。