みなさん、こんにちは。
いかがお過ごしでしょうか。
いま、全世界でコロナウイルスによる感染者が増加の一途を辿っています。週末は不要不急の外出は自粛するようにと。平日でも同じで、必要最低限の移動に留まるように気を遣いながらの生活。9年前を思い出しますよね。本当に「ふつうの生活」がいかに大事かと。そして懐かしさも...。もうしばらくの我慢です。
9年前も同じでした。みんな協力し合い乗り越えてきました。自分の事だけではなく、近くにいる人たちのため何が出来るのかを考えて生活していました。今回は少し形は違いますが、自分を守り近くの大切な人を守るためには、「3つの”密”」を守ることです。個人の勝手な行動が「ふつうの生活」を遠ざけます。私たち一人一人の行動が試されています。もうちょっとだけ頑張りましょう。
さて、本来ならば、4月初めに入学式があって、今頃はオリエンテーションのまっただ中です。が、今年は、入学式は中止となりました。その後の行事も日程の変更や内容を簡略化して行われます。
今年は例年より少し早いのですが、桜も咲きました。いつもですと、満開の桜を見ながらの新年度となるはずでしたが...。そこで、大学構内にある桜の写真を撮りましたので、ご覧いただければと思います(サイズ縮小のためぼやけててごめんなさい)。
これは、1号館の前にある桜です。この1号館ができる前は、1号館の立っている場所に沿って桜並木がありました。その桜の木の下には陶器?でできた椅子が置いてあって、学生さんたちが日なたぼっこをしながら、昼食をとっていたような記憶があります。
十数年前に地震対策のため、旧1号館を取り壊し、新しく桜並木のあったこの場所に建築することになりました。教授会で建設のレイアウトが示されたとき、「何とか桜を残せないのか」との意見が出、複数の案が練られました。結果的には、今あるこの1本が残され、ほかは伐採されることになりました。
当時は、「桜なんて」とちょっと思っていましたが、今では桜が咲くとなんとなく気持ちも高揚し、毎年「いつ咲くんだろう?」と思い、咲けばこのように写真に収めてしまいます。不思議なものです。
今年は残念ながら、学生さんたちにお見せ(わたしが管理しているわけではありませんが)出来ません。ですが、来年また咲きます。それまで楽しみにして、ちょっとだけ我慢をして、今をみんなで乗り越えましょう!
※ あとでわかったのですが、伐採ではなく学内の外の場所に移植したとのことでした。