11月10日(水)、心理福祉基礎演習Ⅲで取り組んでいるフィールドワーク活動の中間発表会を開催しました。
これは、心理福祉基礎演習Ⅲの授業の中で、調査した内容をゼミごとにまとめ、報告するものです。今年度は、1年生や心理福祉学科の先生方など多くの方々に参加して頂き、本学講堂で発表会を行いました。
今回の発表会では、5つのゼミの発表がありました。各ゼミのテーマは、以下の通りです。
茂木ゼミ:「コロナ禍における消費傾向の変化と課題 ~新しい生活様式の中でより快適に過ごすために~」
郡山ゼミ:「人と動物の関わりについて ~今後のペットの飼育の在り方~」
結城ゼミ:「ICTを活用した教育に関する研究」
吉田ゼミ:「コロナ禍における児童センター ~現状と課題~」
三浦ゼミ:「HAIR DONATION ~子どもたちのために~」
<内容については、11月17日にアップした 「心理福祉基礎演習Ⅲ フィールドワーク成果発表会」をご覧ください>
発表は、1題発表12分、質疑応答3分の計15分で行われました。また、10分経過した段階でベルが1回、12分経過した時点でベルが2回鳴るというようにしました。。
発表会に向けて、各ゼミでスライドを作成しました。スライドを作成するにあたり工夫した点は、遠くからでも見やすい文字の大きさや字体、文字の色、テーマに関連するイラストを使い見やすく作成したことです。試しにスクリーンに映してみると、パソコンで見る色味とスクリーンに映る色味が違い、何度も調整をしました。また、スライドにどのような内容(文)を書けばいいのか、ゼミの人達と話合いを重ねて発表内容の要点を絞って書きました。スライドは、発表内容が相手に伝わりやすくなるように文字だけではなく図表を取り入れて理解しやすいように心掛けて作成しました。
スライドを作成した後は、ゼミ内で発表の練習を行いました。発表練習では、スライドと発表内容が合っていないところがあり、スライドと発表内容の確認しながら練習を行いました。また、発表時間内に発表が終了するよう、発表の時間配分を考えながら、発表することにも苦労しました。人前で発表することに慣れていないため、本番を想定して何度も繰り返し練習を行いました。発表練習を行った後は、当日参加者からの質問を想定して、質疑応答の練習を行いました。どんな質問が来るのか、またどのように答えればいいのかなど、ドキドキハラハラでしたが普段の授業にはない貴重な経験ができました。
他にも発表者は、声に抑揚をつけて、発表において重要なところや関心を持ってほしいところなどを区別して話していました。図や表などの特に見てほしいスライドを手で示しながら話していた発表者もいました。発表者からは、今までの努力があったからこその緊張感が伝わってきました。
発表会では、各ゼミが社会生活における様々な課題を取り上げており、とても興味深い発表になりました。また、発表会に聞きに来てくれた1年生の皆さんの表情がとても真剣で、大変嬉しく感じさらに向上心が高まりました。
<1年生からのコメント(一部抜粋)>
・先輩方がどんな研究をしているのか知る機会があって良かった。
・内容も興味を惹かれるものばかりでとても印象的だった。
・先輩の発表を聞いて、とても説明がわかりやすいと思った。
・スライドがわかりやすいように工夫されていた。
・発表の仕方やスライドの作り方など今後の参考になった。
今回の貴重な経験を、普段の勉強や社会に出たときの糧にしたいと思いました。