みなさん、こんにちは。
心理福祉学科が行う年末のフードドライブは、食糧支援を通じて地域社会の困難な状況にある人々への支援を提供し、同時に参加者や支援者にとっても共感と協力の機会となります。また、フードドライブは、単なる物資提供だけでなく、心のつながりを深める重要な要素を含んでいます。食糧支援を通して、人々は共感と連帯の経験を共有し、地域社会における結束を強化することが期待されています。
このイベントで学生たちは、実践的な経験を得るだけでなく、他者への思いやりや助け合いの大切さを学びます。今回のイベントは、11月16日(今日から)から12月7日までの期間で、お昼休みの12:20から12:50の30分間ですが、有志の学生が交代で校内2箇所(その他1箇所は常設)で、提供を受け付けます。
昨年は、校内だけにアナウンスをしてましたが、今回は近隣の方々にもご協力して頂ければと思いチラシを作成しました。本学では、あまり地域に赴くというのはしておりませんでしたが、フードドライブの意義を考えた時、より多くの方にご協力していただいて支援の輪を広げたいと思っております。これらの活動は、本学科の養成している社会福祉士や精神保健福祉士にとって、「アウトリーチ(地域に赴く)」や「地域の課題」に対し正面から向き合うなど、学科の理念を具現化した行動です。
あ、ごめんなさい。「フードドライブ」について説明してませんでしたね。
仙台市では、「まだ食べることができるにもかかわらず捨てられてしまう食品ロスを削減するため、事業者と協力し、自宅等で余っている食品を持ち寄りフードバンク団体へ寄付する『フードドライブ』を実施しています。家庭や職場に眠っているまだ食べられる食品がありましたら、ぜひご協力ください」という趣旨で行うものです。そして、仙台市社会福祉協議会さんの協力を得て、活動を行います。
この活動を、本学科でも推進するということです。フードドライブは、SDGsにも繋がっています。
年末のフードドライブは、季節の変わり目である冬において特に重要です。寒さが厳しさを増す中、十分な食糧を確保できない人々が増える中、このイベントは温かさと共に、心の支えを提供します。心理福祉学科の取り組みは、社会のニーズに敏感であり、福祉の向上に向けた具体的な手段として大きな意味を持つと考えています。
我々の使命は、人や社会の出来事に「無関心であってはならない」ことです。「感じたならば行動に移す!」ということを念頭にいれて活動することです。もちろん、すべてのものに対応することはできないかもしれません。しかし、「今できることをやる!」ことが大事だと考えています。
このような活動は単なる物資提供だけでなく、人と人のつながりを大切にし、共に社会をより良くするためのと位置づけています。
みなさんも、ぜひご協力お願いいたします。