もう昨年になりますが、11月25日(土)に仙台市福祉プラザで開催された「ボランティアフォーラム」に参加してきました!
志水ゼミでは今年「勝手に応援プロジェクト」を立ち上げ、子どもが長期休み明けに持っていく雑巾づくりを始めました。学校に持っていく雑巾は、今の時代100円ショップで買われることが多いようです。そりゃそうです、だって、使い捨ての掃除用品を使用しているご家庭が多いわけですから。
当たり前に100円ショップで購入される雑巾ですが、雑巾を持っていく子どもの中には、「貧困世帯」であったり家族を介護する「ヤングケアラー」の子どももいます。
普通に暮らしている世帯のお母さんやお父さんでさえ、「学校に持っていく雑巾」の準備は負担なのに、課題を抱えている場合には、「学校に持っていく雑巾」の準備は我々が考えるよりも負担感が大きいかもしれない………。
「そんな子ども達の力になりたい!」「勝手に応援したい!」ということで、「勝手に応援プロジェクト」を立ち上げました。
誰からも「ありがとう」と言ってもらわなくてもいい。ただ、雑巾を買わなくていいと思った時に「ホッと」してほしい。そんな勝手な願いがプロジェクト立ち上げの理由です。
今の時代、100円ではカップ麺は買えません。でもスーパーでパンなら買える。「100円があったら、雑巾ではなくパンを!」を合言葉に、活動を行っています。
ボランティアフォーラムには、たくさんの地域の方々が参加されるのですが、思いはあるけど雑巾を縫うスキルはおぼつかない学生たちの様子をみて、「うちのサロンの高齢者の方に手伝ってもらったら?」と声をかけていただきました。
神様っているのね!!本当にありがたいことです。
我々の活動の趣旨に賛同いただき、地域に仲間が増えていくことが、「勝手に応援プロジェクト」の願いが結実したことになります。
私自身はソーシャルワーカーなので、「評論家」や「傍観者」ではなく実践者であり続けたいと思っています。学生にも自分の身の丈にあった支援ができることを知り、勇気を持って行動してほしいと願っています。
みなさんもぜひ、支援を求めている人のために、自分のできる範囲でいいから、誰かのために、できることをやってみませんか。