今回は卒業生インタビュー第12弾として、大崎市社会福祉協議会で勤務されている菊地さんに登場していただきます!
みなさんは、社会福祉協議会ってどんな仕事をしている組織なのか、その中で、社会福祉士は何をしているのかご存知ですか?福祉の仕事はとても幅が広くて、奥が深いんです。
さあ、菊地さんのお話から、社会福祉協議会の仕事について学んでいきましょう!!
高校生の皆さんこんにちは😀
仙台白百合女子大学卒業生の菊地と申します。
2022年度に心理福祉学科を卒業し、現在は大崎市社会福祉協議会に勤務しています。名前に福祉とある通り、福祉に関係する仕事をしています。
皆さんは、“福祉”と聞いてどのようなことを思い浮かべますか?
社協職員が地域の人に向けて“福祉”を説明するときに、よく「ふだんの くらしの しあわせ」という言葉を使います。
社会福祉協議会では、赤ちゃんから高齢者まですべての人の「ふだんの くらしの しあわせ」のために、その地域に合わせた様々な活動をしています。
例えば、子どもが描いた絵手紙を高齢者にお届けしたり、ひとり暮らしの高齢者だけのイベントをしたり、ボランティアをしたい学生と活動とをつなげたり‥‥本当に様々です。(ご興味のある人は、ぜひ自分が住む“市町村名+社会福祉協議会”と検索してみてください!)
私が社会福祉協議会に就職を希望したのは、地域福祉に携わってみたいと思ったからです。
そう感じたのは大学4年のゼミ活動で地域共生社会(世代や分野を超えてつながりを持ち、みんなで支え合う社会)に関する研究をしたことが大きく影響しています。この地域共生社会を目指すための社会福祉士や社会福祉協議会の役割を知り、面白そうだな~と思ったのがきっかけです。
今は地域共生社会実現のためのひとつの要素でもある、“生活支援コーディネーター”として、高齢者が最期まで住み慣れた地域でその人らしい生活を送れるようにするための活動をしています。
また、大学在学中はボランティアサークルに所属し、小学生の学習支援や地域イベントの企画運営などを通して幅広い世代の方とかかわる機会が多かったので、人との接し方などを学ぶことができたと思います。
将来こんなことをしたい! と明確に決まっている方もいれば、どんな大学に行こうか、自分は何に興味があるのかなと悩まれている方もいるかと思います。
私も大学に入学してから社会福祉士を目指すようになったので、悩んでいる方はあまり堅く考えず、この分野もいいかもな~…と思ったら自分で調べてみたり、大学のOCに参加したりして、多くを見てみることから始めるといいかもしれません。
そして少しでも仙台白百合女子大学も視野に入れてみようかな、と思ってくれた人がいれば嬉しいです😀
振り返ると白百合で福祉を学んで、様々な経験をすることができて本当に良かったと感じています。
学生の皆さんはぜひ大学生活でいろいろな経験をして、やりたいことや好きなことを見つけていってほしいなと思います。
皆さんが活躍されることを祈っています😀