みなさん 寒いですね〜
宮城県はインフルエンザが大流行しており、「インフルエンザになったので、今日はお休みします」という連絡をもらうことが増えました。手洗いうがい、咳エチケット、マスクの着用などを行いながら、予防に努めましょうね。
さて、今日は1年生が学ぶ授業の紹介をしたいと思います。
「社会福祉の原理と政策」...う〜ん、なんか難しそうな科目名ですね〜 受講しないで済むものならば...と思う方もいらっしゃるかもしれません。
本学科では、この「社会福祉の原理と政策」を1年生の必修科目に位置付けています。必修科目とは、卒業するためには絶対に単位を取らないといけない科目という意味なのですが、なぜ「社会福祉の原理と政策」が必修科目なのか...
福祉という言葉は簡単に言うと ”幸せ” ”幸福”という意味で、社会のなかで生きる上での幸せを実現するための方法や制度、政策が社会福祉なのです。そう考えると、私たち自身の幸せの問題を扱うのが、社会福祉なのだということがわかります。
「社会福祉の原理と政策」という授業の中では、「社会福祉とは何か」、「日本の社会福祉の歴史や現代における社会問題とその背景」、「世界各国の福祉政策を学びながら、日本の福祉政策」を学んでいきます。
先日の授業の中で災害政策を学びながら、東日本大震災での経験について振り返りました。授業の終わりに質問と感想、学んだことを書いてもらうのですが、受講している1年生は、東日本大震災の時には幼かったはずなのですが、「避難所で赤ちゃんだった妹に飲ませるミルクが配布されたことを思い出し、災害政策と自身の体験を結びつけて理解することができた」という感想を書いてくれた学生がいました。社会福祉は私たちの暮らしの幸せを実現するための制度や施策なので、実体験と結びつけて考えてみると、「そうか、そういう仕組みが日本にはあるのか、それが社会福祉なのか」と理解できると思うのです。
本学科は心理学も必修科目として学ぶのですが、例えば東日本大震災のような災害に直面すると、「人の心と行動」はどう変容するのかを理解し、社会福祉を学ぶことで、仕事や家を失った人が、再び自身の人生を取り戻していくための具体的な支援方法や制度、政策について学ぶため、”社会の中で生きる人”と”それを支える制度や政策”を全体として理解することができます。
社会福祉の歴史を学ぶ際には、高校時代に学んだ知識が理解を支えていきますから、今しっかり学ぶことは、将来の学びを支えることになります。
心理福祉学科は少人数教育を実践しているのですが、「社会福祉の原理と政策」は必修科目ですから、50人弱が受講しています。50人ぐらいだと思った以上に教員からは受講者の様子が把握できます。学生は知っていることや聞いたことがあることに触れられると反応がよくなるので、できるだけ身近な話題を取り入れるようにしています。
「社会福祉の原理と政策は難しそう」と言われる科目だからこそ、わかりやすさを追求し、将来の暮らしに活かしてほしいと願って毎週講義をしています。
教員としては、食わず嫌いにならず、一口食べて社会福祉の魅力を感じてほしいなあと思っています。
