去る2月8日(土)の午後13:00より、今年度の「ソーシャルワーク臨床実習」報告会が開かれました。「ソーシャルワーク臨床実習」は社会福祉士となるために必要な科目で、9月末から10月いっぱいの1ヶ月強に渡る、24日間以上180時間以上の現場での学外実習です。今年度は、病院、社会福祉協議会、地域包括支援センター、特別養護老人ホームといったところが実習先でした。報告会では、3年生6名の実習生が実習の成果を報告してくれました。
当日は、実習をお引き受けいただいた機関・施設の実習指導の先生方、来年度以降に実習に出る予定の1、2年生の在学生に加え、4月から入学予定の高校生やその保護者のみなさまも参加され、みな熱心に報告を聴いていました。
実習生の発表はしっかりと作りこまれたもので、実習の様子やそこで学んだこと、反省点などが伝わるよい発表ばかりでした。準備にはかなり苦労して時間をかけたと思いますが、その成果は十分に発揮できていたと思います。また、ひとり一人の発表に対して、フロアの参加者からの質問もあり、実習指導者の先生のコメントもありと、思いのほか活発な報告会になったと思います。
今回発表をしてくれた実習生のみなさんは4月からは4年生となり、いよいよ国試に向けて挑むことになります。今回の経験を将来に生かすためにも、残りの大学生活の1年間、さらに励んでくれることを期待しています。