みなさん、こんにちは。
先週の2月12日(木)、本学にて「卒業研究発表会」が行われました。
この日は4年間の学びの集大成を発表する、学生生活の中でも特に大きなイベントの一つです。

本学科では「卒業研究」が必修となっており、全員が心理学や社会福祉学の視点から自らテーマを設定し、論文を執筆します。今年は総勢43名の4年生が、ポスター形式での発表に臨みました。
■ 心理学×社会福祉学だからできる、多彩な研究テーマ
心理福祉学科の魅力は、なんといっても「心の仕組み」と「社会の仕組み」の両面からアプローチできること。
今年の発表も、その特徴がよく表れたバラエティ豊かなラインナップとなりました。
実際に発表されたテーマを少しだけご紹介します。
【身近な「心」の不思議に迫る】
高校生の皆さんにとっても身近な話題や、人間関係の心理を深掘りした研究がたくさんありました。
- 「ストレスと推しへの感情の関連性に関する研究」
- 「女子大生における容姿の社会的比較と外見満足度に関する検討」
- 「見せかけの多様性が集団評価に与える影響」
- 「サブスクリプションサービスにおける解約行動についての研究」
【社会や地域の課題に向き合う】
現場での実践や調査を通じた、社会福祉の視点が光る研究も見られました。
- 「地域交流拠点としての子ども食堂の在り方」
- 「東日本大震災以降の小規模高齢者施設における防災福祉」
- 「伝統芸能の継続と人口問題に関する研究―秋田県の伝統芸能『なまはげ』を事例として―」
このように、自分の好きなことや、ふと疑問に思ったこと、解決したい社会の問題など、学生一人ひとりの個性が光るテーマばかりでした。

■ 活発な議論と、先輩後輩の温かい交流
発表会は、ポスターの前で発表者が直接説明をする形式で行われました。
会場は常に熱気でいっぱい! 3年生以下の在学生や他学科の先生方も参加し、活発な質疑応答が飛び交いました。
実際に参加した3年生たちからは、こんな感想が寄せられています。
「AIで人物生成を行うなど、今だからこそできる研究で面白かったです。名前と魅力の関連についての意外な結果にも興味がわきました」
「ヘルプマークの存在は知っていましたが、当事者の方が感じる生活のしづらさまでは知る機会がありませんでした。自分自身の行動を振り返るきっかけになりました」
「卒論に対する不安についても幅広く答えてくださいました。嫌な顔ひとつせず相談に乗ってくださり、とても参考になりました」
研究内容への驚きはもちろんですが、先輩たちが優しく相談に乗ってくれたことに安心した学生も多かったようです。
先輩の発表を聞くことで、後輩たちは「自分なら何を研究しようかな?」と、未来の自分の姿を重ねていました。

■ 日常の「?」が研究の種になる
「研究」という言葉には、少し堅苦しいイメージがあるかもしれません。
しかし、今回の発表テーマがそうであったように、きっかけは「どうして推しにはまるんだろう?」「もっと誰もが住みやすい街にするには?」といった、日常の中に潜むふとした「気づき」で十分です。
ここには、そんな小さな種を大切に育て、心理と福祉の両面から深めていける環境があります。
あなたの心の中にある「なぜ?」が、いつかここで形になる日を楽しみにしています。
4年生の皆さん、素晴らしい発表をありがとうございました。そして、本当にお疲れ様でした!
