みなさんこんにちは。
2月20日仙台市パートナーシップ協約締結大学による活動報告会が開催されました。
本学からは心理福祉学科3年志水ゼミが「大学生✖️社会貢献=ぞうきん!?」というテーマで活動報告を行いました。
「ぞうきんづくりが社会貢献なの!?」・・・・この引っかかりが、わたしたちのねらいです!
一見関係のないことのように見えること同士をつなげてみると、実は誰かのために役立てる活動になるという発想はソーシャルワークそのものなのです。
学生たちは虐待をうけている、あるいは不登校の子どもの役に立ちたいという思いが強かったのですが、虐待を受けている子どもや不登校の子どもたちのために自分ができることはわずかであるし、自分がやりたいと思うことが子どもたちのためになるのか、、、先行研究をすすめる中で悩んでいました。
私たちにできることは何か、、、そんなディスカッションの中からでてきたキーワードが”子どもの支援は親支援” ”直接支援ではなく間接支援” ”子どもにホッとしてほしい”などでした。
また、やりたいこととやれることには乖離があることも課題でした。何度も話し合いを重ね、結果として長期休み明けに持っていくぞうきんを作ることで、子どもの手に届く場所に置ければ、持っていった子どものなかには”ホッとする”こどもがいるかもしれない、”子どもがホッとする”支援は”親支援”にもなる、、、”直接支援”だけが支援ではないこと、専門職でなくてもできる支援などを理解することができました。
最初はぞうきん作りにも苦労しましたが、今では楽しく活動できています。ゼミ以外からも協力してくれる学生も参加してくれたりもしています。
今年度はどこにぞうきんを寄付すれば、”ホッとする子ども”が増えるのかをフィールド調査し、寄付した結果についても明らかにしていきたいと思います。
志水ゼミでは、学生たちが ”地の塩、世の光”となれるよう、今後も活動していきます。