今回は、1年生に今の学生生活についてインタビューをしました。
教員:こんにちは。入学から半年が経ちますが、慣れましたか。
学生A:はい。
教員:今日は、Aさんの学生生活について少しお話を伺いたいと思います。よろしくお願いいたしますね。じゃぁ、早速なんだけど、どうして心理福祉学科を希望されたの?
学生A:私が、仙台白百合女子大学を選んだのは、心理と福祉が両方やれるから。前から、心理と福祉には興味があって、どちらを学ぼうかと悩んでたんです。一方を選んで勉強をすることも考えたんですが、私の性格からすると、絶対に「もう片方をやりたかった」となることが目に見えていたため、どちらもできるここを選びました。
教員:なるほど〜。で、入学してみてどうですか?時間割とか大変だったでしょう。
学生A:大学に入学してから、驚く事や大変な事は多くありました。高校とは違うと分かってはいたつもりでしたが、時間割の作成や授業について、初めは戸惑いました。ですが、時間割作成に関しては、入学してすぐの数回の授業をその時間に充てていただき、教員も何名かついてくださったので、時間割の相談や確認などをしていただくことができました。そのこともあって、あまり不安にならずに作ることができました。
教員:授業はどう?
学生A:授業に関しては、学科特有の心理学系や、福祉系の授業のほかに、全学科共通で行うものもありました。「共通基礎演習」という科目では、全学科合同クラスで役割を決めて会話をしてみるというグループセッションなどをしました。グループセッションでは、お互いの感じ方を学ぶことができました。
教員:そうですか。他の学科の学生との交流も役だったんだね。
学生A:他の学科の学生と一緒になることで、自己主張のスキルや大学生としてのマナーなども学ぶことができ、これからの生活だけでなく、社会人となったとき役立つことを身につけることができました。
教員:後期になって専門科目なんかも入ってきたでしょう。そちらは…
学生A:心理学や福祉学、そのほかにも情報関係のものや国際関係など、はじめて学ぶ学問であったり、内容が専門的であったりするので難しいですが、興味のあった学問を学べているので、とても面白く、楽しいです。また、自分でも積極的に調べたりなどして、知識を深めようと頑張っています。
教員:Aさんは、大学のイベントになんかも積極的に参加しているようですが。
学生A:大学内ですと、オープンキャンパスのスタッフ、大学外ですと、福島で行われた大学生協学生委員会東北ブロックのSummer Up Seminar、北海道で行われたFDサミットなどに参加させていただいたりしました。
オープンキャンパスのスタッフでは、来ていただいた高校生や保護者さんに仙台白百合女子大学の良さを知ってもらうために頑張ってます。
Summer Up Seminarでは、大学生協の目標、仕組みなどを学び、“組合員の学生たちがより良い生活を送れるように活動をしていこう”ということを再確認しました。
FDサミットは、学生のために教員・職員・学生FDの三者が協力しながら活動をしている中の、学生FDが集まり、情報交換をするというものでした。まだ、仙台白百合女子大学で学生FDというものはないのですが、心理福祉学科のSFGというものがそれに近いもので、発足したばかりなので、活動紹介などではなく他大学の情報収集をメインにしてきました。これからもサミットに参加したいと思っていますし、SFGについても、活動を広げていきたいと思っています。
教員:ところで、友達関係はどう?
学生A:友人関係は、とても充実しています。また、心理福祉学科はクラス分けがされていないのですが、女子特有の確執のようなものはなく(笑)、全体で仲のよいという感じなので、学科としては一番仲がいいのではないかと思います。
教員:それは良いことだ(笑)。通学はどう。高校は確か地元だったんだよね。
学生A:通学に関しては、結構遠くから通っているので、通学時間は片道2時間ほどです。往復4時間の電車通学は大変ですが、その時間を使って、教科書を見たりしながら予習復習の時間に充てたりしています。元々勉強をしなければと思っても、実行するまでに時間がかかるタイプなので、逆に電車での時間は、強制的に勉強をさせてくれる空間であるように思えます(笑)。また、泉中央駅と八乙女駅から大学までの区間で、大学からバスが出ているので、その点に関しては、苦労していませんが、私は歩くことが好きなので、バスの日だったり徒歩の日だったりと色々です。
教員:そうですか。ま、泉中央駅から歩いてくる学生さんも結構いるしね。ただ、遅刻しないように! 入ったばかりでこんなことを聞くのは早いかもしれないんだけれど、将来は何か考えがあるの?
学生A:まだ、将来のことははっきりとこうなりたいというものは決めていません。でも、福祉系の職に就きたいという漠然としたものはあります。そのために社会福祉士などの国家資格の受験資格をとろうと考えています。ほかにも、上級情報処理士や認定心理士などの多くの資格も取りたいなぁと考えているので、取得できる資格が多い点でも、この大学を選んでよかったなと思います。
教員:なるほど。資格が持てると就職の幅も広がるしね。でも、ムリしないようにね。最後になるんだけど、これから受験しようかという後輩になにかメッセージはありますか?
学生A:大学を選ぶということは、これからの人生に大きく関わることなので、悩むことも必要です。その中で、“いいなぁ”と思ったり、気になったりしたら、その大学のオープンキャンパスなどに行くのもいいと思います、その大学の雰囲気などを感じてみてください。そして、自分に合った大学を選んでください。それから、その中で仙台白百合女子大学がいいなぁと想ってくれたら、オープンキャンパスや白百合祭に来てくださいということですかね。
教員:今日は、ありがとう。