みなさん、こんにちは。学科教員の家子です。
今回は、テーマ⇑⇑にあるように、とある授業で、受講生57人が自分たちの人生プランを立ててみたので紹介したいと思います。
学生さん方には、20代から90代までそれぞれ10年ごとの時期に分けて、「できたらいいなぁ」と思うことを考えてもらい3つずつ出してもらいました。
掲載した画像は、左から、20・30代、40・50代、70・80・90代をグループにして集計し、出現頻度の高い単語を、その値に応じた大きさで図示されたものです。
青色が名詞、赤色が動詞、緑色が形容詞を表しています。
今年の学生さん方は、各年代に想定される役割をイメージして、親孝行、子育て→親孝行、夫婦→孫、ひ孫と、世代ラインを軸に、各世代の予測される人生のターニングポイントをしっかりと意識していることが分かりました。
そして各世代での愛情や楽しみを感じながら、その年代の役割ややりがいを持つこと、そして孫やひ孫に囲まれて自分の人生を振り返りながら静かに老後を迎えたいというプランが出来上がりました。
ちなみに40・50代では、「健康づくり」他(あえて「他」とします…)が、こんなに大きくしっかりと中年の危機を捉えており、まさに人生最大の運動不足に陥っている私のことだと思いました(笑)
実はこの演習、ここ数年実施しているのですが、この単語、今年初めての出現です(笑)それもこんなに大きく・・・!
今年の学生さんは、なんて冷静(!)で、しっかり見ているのでしょう…?という感想です(笑)
皆さんもよかったら、この先の人生計画、考えてみませんか??これから先のことは、誰にもわからないんですから、どう過ごしていきたいか、今なら自分の思いのままです。
学生さん方にとっては、人生100年時代といわれる昨今、あと80年くらい??はある人生、時間はたっぷりあります。きっと何でもできると思います。だから急がずゆっくりと歩んでいってほしいと思います。
とはいえ、今年のように世界的な感染危機や、ここ数年の地震や豪雨などによる自然災害等々、思いもしないような出来事が起こるのだと思い知らされることもまた人生です。
これからの長い人生、世の中がひっくり返るような出来事はまだまだあるかもしれません。
一般的に大学生活の4年間は、社会の中で生きていく基礎力統合の段階とも言われています。各世代の人生の危機や、世の中がひっくり返るような出来事?に備えて、しっかりと自分を支える力を育み、柔軟に思いのままの人生を楽しんでほしいと思います。
この後の授業展開はまたいつか紹介できるときに。
では皆さん、また。