2018年7月21日(土)、22日(日)第3回のオープンキャンパスが開催されました。この2日間、心理福祉学科では、模擬講義、在学生の生活の紹介と座談会、錯視(見え方の錯覚)、認知症・介護予防のための楽しいゲーム等が用意されました。
在学生の日常の紹介では、心理コース、福祉コースの上級生の1週間、通学時間と手段や1人暮らしするなら大事にしておきたいこと、授業やフィールドワーク、休日の過ごし方、アルバイトについて等、現実味のある話が紹介され、いらっしゃった高校生の皆さん、保護者の方々にも届く話でした。(教員にも、見えにくい皆さんの生活を知ることもできてよかったです)
在学生との懇談やコースの説明なども含め、和やかな雰囲気で、学生スタッフも、一緒に来場された皆さんと楽しいひと時を過ごせました。
ここ最近オープンキャンパスに登場する、ジャンボジェンガですが、来場された白百合の高校生さんにも楽しんでいただきました。
逆転鏡(左右反転の世界になるメガネ)をつけて行いますが、「えー(笑)」「えー?!」という声と共に手探りでジェンガに手を伸ばし、恐る恐る引き抜く様子が見えます。2人で行うと、両側から2人が同じジェンガをつついていることもあり、みんなで笑った一場面もありました。
引き抜いたジェンガを一番上に載せるのは、難しく、苦闘されます。ものの見えが変わると、その見えに動きを合わせるのは大変です。これには、実は脳の働きが関係しています。
7月21日の模擬講義は、渡邊兼行先生の「心理学が教える!!効果の上がる勉強法」でした。
皆さんが勉強する際に、いかに効果的に記憶するのが良いか、時間を空けて忘れた頃に繰り返す、変化をつけて学習すること、努力を信じて粘り強く行う大切さ等をこれまでの多くの研究からわかったことを含めてお話されました。
最悪の勉強法は「一夜漬け」だそうです。
高校生の皆さん、学生の皆さん、参考になさってください。猛暑の折、来場いただきました皆様、ありがとうございました。(中嶋)