みなさん、こんにちは。
いま、大学ではご覧のように学内でブルーのイルミネーションを見ることができます。
昨年の1月に、国内で初めてコロナウィルス感染が明らかになりました。その後の感染の広まりを受けて、本学でも3月は卒業式、4月には入学式が中止となりました。本来であれば、4月に新しい大学生活が始まり、1年生はオリエンテーションを通して新しい友達をつくり、慣れない90分の授業を受けることになるはずでした。それが、授業は遠隔授業となり、大学への入構も難しくなり、友達とも会えない日々を過ごすことになったのです。さらに、5月にかけては、緊急事態宣言が発せられ、私たちの日常が制限されました。
一方国内では、コロナウィルス感染者の増加によって、医療崩壊の危機を迎えました。幸いにも爆発的な感染は起こらず、日常を少しづつ取り戻すことができました。
大学でも、後期が始まった9月からは、遠隔での授業を併用しながらも、対面式での授業を中心に進めることができました。学生さんたちも久々に会える喜びを感じ、ようやく1年生は、画面上での友達からリアルな世界での友達を作ることができました。
しかしながら、1年経った今でもコロナウィルス感染の収束には至らず、さらには感染者数も昨年以上に増えている状況です。毎日のニュースでは、「最多感染者数」という言葉をよく目にします。
そのような中、後援会の支援を得て学生会や白百合祭実行委員会が中心となり、フォレストゾーン入口をイルミネーションで装飾しました。
医療・福祉従事者、私たちが日常生活を送るために欠かせない仕事を担っている方々、このコロナ禍で尽力されているすべての方々へ謝意を表明するためのものです。また、在学生が少しでも明るい気持ちで過ごせるようにとの願いからです。
医療の分野や福祉の分野などに携わっている人たちは、間違いなく私たちの生活のために頑張っています。
大変な中で今のこの瞬間も頑張っています。その方々にさらに「頑張って」という言葉を掛けることはできません。
でも、何かで「感謝!」の思いを伝えることはできます。
このイルミネーションには、そんな「ありがとう!」という「感謝!」の意味が込められています。
今、私たち一人一人がコロナ禍でできることは何かを考え、それを行動に表すことが問われています。
自分だけは...ではなく、自分もみんなのためにという気持ちが大切だと思います。
みんなで、力を合わせてコロナ禍を乗り越えましょう!