皆さん、こんにちは。先月行われた「青葉祭り」に参加してきました。仙台、いいところです。
一言でいうと「ブラボー」。いや。ネイティブの発音で「ブラーヴォ!!(Bravo!!)」。
賑やかな屋台や山鉾巡行、武者行列。見上げれば堂々たる新緑。素晴らしかったです。
なかでもよかったのは「すずめ踊り」。自分も混ざりたい!と思ってしまうほどの楽しげな踊りは初めてでした。
そしてその踊りの最中に、衝撃を受けました。。
それはとある祭連(まづら:すずめ踊りのチーム)が踊りの最中にふいにいれた次の「合いの手」です。
「青葉まつりだ!わっしょいわっしょい!コロナに負けるな!!ワン!ツー!スリー!よー!」
一瞬でした。しかしとても力強い。励ますように。ただ明るく、笑顔で。
ぐっときました。
聞けばこのお祭り、3年ぶりの開催だったそうですね。コロナの影響で先が見えない苦しさに覆われた世界。
鬱屈、暗さが振り切れない今日この頃。誰もが機会が奪われたり、不安に負けそうになったりもします。
それらを丸呑みにして、それでもなお「コロナに負けるな!」というメッセージ(泣笑)
その願い。力強さ。人間のしなやかさ。なんとなく、人全体へのエールのようで、感動しました。
そして「もしかしたら災害の多い仙台、東北の人たちはこういう祭りでエネルギーを爆発させて乗り越えてきたのかもしれない」と思いました。
東北でお祭りが盛んな理由、もっといえば祭りの原型をみた、というか。
抑えられて終わるのではなく、反発してエネルギーを爆発させる。鼓をうち、舞う・・、文字通りの「鼓舞」。仙台の大きなエネルギー。人がもつエネルギーって本来こういう力強いものなのでしょうね。
みんなで笑い、泣き笑う。また笑って踊り、最後は気迫と爆発
生きていると人は「何故こんな目にあわなきゃいけないのだ」という不条理に直面することもありますが今回はなんとなくその応じ方を教えてもらった気がしました。
まだ仙台のこのエネルギーを経験されてない方は、ぜひ仙台に。
あ、誰か本学の学生の皆さーん。すずめ踊りサークル作りませんか!笑 喜んで顧問やります。