みなさん,こんにちは。
相変わらず寒い日が続きますが,いかがお過ごしですか。こんな寒い日はこたつに入りながらみかんでも食べたいですね。
さてこの度,本学科3年生の髙舘沙羅さんが特殊詐欺被害防止に貢献したとのことで泉警察署より感謝状が贈呈され,その授与式が1月19日(金)に本学で行われました。
ことのあらましは以下のようなものでした。
昨年末の12月29日に髙舘さんが大学近くのコンビニに行ったところ,スピーカーフォンで電話をしながらATMを操作している高齢の男性がいたそうです。
電話の相手が片言の日本語で話していることに気づいたので声をかけたところ,「インターネット上のサイトで商品を購入したが,商品の在庫がない為,返金してもらうところだった」と高齢男性は話していたそうです。
ところが、電話の相手が話すATMの操作は「入金手続き」だったため,高舘さんは怪しく思い警察に通報しました。
通報するためその場から離れる際,偶然居合わせた同世代の警察学校に通う女性がATMを操作していた男性の方に付き添ってくれ,その結果未然に特殊詐欺被害を防ぐことができ,高齢男性は難を逃れることができました。
髙舘さんは,「異変に気づいたコンビニの店員さんの声がけなどもあり,その場にいた方の協力のおかげで迅速な対応が出来たのではないかと思います。」と謙遜していましたが,自分から考えて行動するのが難しい場面であるにも関わらず,積極的な行動が取れたことはとても素晴らしいと思います。
私達も,なにか異変を感じた場合にはすぐに他人のために行動できる人間になりたいものですね。