4月3日,台湾の東部沖でマグニチュード7.2の地震が起きてから2ヶ月半が経過しました。台湾の地震を受け4月中旬から5月中旬までの約1ヶ月間にわたり,心理福祉学科教職員・学生有志で募金活動を行なってきました。今回は,皆様方からご協力いただいた義援金に関するご報告です。
6月14日,泉区市名坂にある日本赤十字社宮城県支部にSFGの2名が台湾地震の義援金をお届けに伺いました。今回ご対応いただいた日本赤十字社宮城県支部事務局長の千葉様から,現在の台湾地震の復興状況,台湾へ送られた義援金の総額などを伺いました。地震の発生から2ヶ月以上経ち,日本のメディアではほとんど報道されることがなくなりましたが,お話を伺う中で現地ではまだ復興途上であることを実感させられました。
心理福祉学科では,3月に心理福祉国際体験実習という授業で台湾を訪れ,多くの貴重な経験をさせてもらいました。帰国から約2週間後に発生した地震だったので,現地でお世話になった方々の安否が心配でしたが,本学の協定校であり台湾研修の際に訪問させていただいた開南大学では大きな被害はなかったとご連絡をいただきとても安堵しました。
2013年の東日本大震災,2016年の熊本地震,そして今年の能登半島沖地震。大きな災害に見舞われるたびに,台湾の方々からとても温かい支援をいただいてきました。困ったときはお互い様,良い時も悪い時もこれからもお互いの友情を育んでいきたいと思いました。
最後に,今回皆様からお寄せいただいた義援金は,総額 ¥28,568になりました。たくさんの支援,誠にありがとうございました。