2日目8:30集合。マイクロバスに乗り、1時間ほどかけて、海城保育園に行きました。
韓国で言う「保育園」は、親がいない、育てられない子どもがいる施設で、日本で言う「児童養護施設」で、意味するものが違うとのことでした。日本のいわゆる「保育園」は、「子どもの家」とか「幼稚園」にあたるものだそうです。
海城保育園では、園長先生と総括の先生がお迎えくださり、歴史や施設の概要を丁寧に教えてくださいました。125周年を迎えた由緒ある保育園であること
6歳までの83名お子さんが暮らしており、児童の治療施設としての機能もあること、職員は、生活指導員として50名ですが、5日までしか働けないので、
ボランティアの人がひっきりなしに協力してくださり、子どもの世話をしていることも教えてくださいました。
まず、敷地内の幼稚園の様子を見学しました。
韓国でいうと数え歳でいくので、6歳児、5歳児、7歳児の子どものところを訪問しました。
7歳児の子どもが卒業式なので、舞台で練習しているところで、私たちに「きらきら星」をハーモニカで吹いて聞かせてくれました。これには、みんな感動…。私たちからは、みんなで折った折り紙の手裏剣を、「ふしぎなポケット」を歌ってから、園児に渡しにいきました。(実は、直前まで人数が把握できず、みんなで飛行機でもたくさん折ったのです)いつ、このプレゼンができるかも、本当に直前までわかりませんでしたが、
ガイドの金さんの通訳の助けを借り、菊地さんが引っ張ってやってくれました。
それと、児童治療として、箱庭療法が行われているとのことで、砂箱もアイテムも潤沢にありました。臨床心理士で児童養護施設で勤務したことがある中嶋は、釘付けです。
その後に、保育園児が生活している児童養護施設を見学させていただきました。生活している部屋(8名の男児の部屋のエリア)の様子も拝見しました。
その他、トドラー(よちよち歩きの子)の子どもがいるエリアのそばでは、子どもが私たちを見て、手を振り返してくれました。
最後に記念撮影をしました。非常に丁寧にあちこちを見せて説明してくださり、あっという間の時間でした。