午前は、前の記事の通り、海城保育園の訪問で、途中のショッピングモールで昼食をとりました。ところが、スタバでテイクアウトをした中嶋が大失敗で、スタバの商品提供が非常に遅く、集合時間にその場におれず、皆さんをお待たせしてしまう失態で、すみませんでした。
2日目午後は、愛徳の家という障害者施設を訪問しました。2年前の国際福祉体験実習でも、訪問させていただき、施設長様や総括の方に、歓迎の挨拶をいただきました。
早速、ガイドの金さんの通訳を介しながら、「折り紙とちぎり絵を利用者の方とする」企画を3年の伊藤さんと八重樫さんがプレゼンしておりました。
折り紙は、先ほどの幼稚園の子どもにも差し上げたのと同じ「手裏剣」と手裏剣から身を守る「兜」の作り方のレシピを持っていき、学生たちが説明。施設のスタッフの方々も一緒に手伝っていただきながら、みんなで折り紙やちぎり絵を行いました。
この施設は、主に知的障害者が多いのですが、実際に作業をやり始めると、自閉症スペクトラム障害と思われる方、視覚障害のある方などもいらっしゃり、学生の皆さんも、個々人の特徴を作業を通じて、つかんで理解していました。
みんな、韓国語で思うようにコミュニケーションできるとは限らないので、やって見せながら、「ここはこう」と助けたり、教えていました。そして、そのリードに利用者の方がどのようについてくるかを見る必要がありました。利用者の方は、当然個人によって特徴が違います。
人を観察して理解することは、日頃何となくしていることですが、こうして一緒の場にありながら、理解しようとする姿勢をもって、ついていこうとすることで、良く知らない人の特徴が見えてくるという体験をしたのではないかと思います。専門家は、そのポイントをみんなよりも、よく知っているということです。
後のおやつの時に少し感想を話しあいました。「スタッフの方が、利用者の方をめっちゃほめたりしていた」と話す学生もおり、そのようなかかわりに意味があり、ポイントであることがわかったかと思います。
午前の海城保育園でも、お土産にお菓子やジュースをもらいましたが、ここでも、私たちにもおやつ(お菓子や飲み物のお土産も)が提供され、いただきました。ベーグルがおいしくて、ここでたくさん食べ、夕食がたくさん食べれない人も、おりました。
後編に続きます。