さらに、韓国の茶道にあたる茶礼を教えていただきました。先生のお話では、「最近はカフェに行くと、あっさりとお茶が出てきますが、ゆっくりとお茶を入れ、それを楽しむ時間があっていいのではないでしょうか」
「また、正式なお茶の淹れ方、出し方を知っておくことは大切だと思います」とのことでした。
茶器は、このようなものです。
最初に、このように配置し…
順を追って入れていきます。湯飲みを温め、きれいにする作法や、ぬるくするための行程、複数の湯飲みに同じくらいの濃さ・味で注がれる手順など、意味を教わりながら淹れ、3口で飲むのが作法のポイントのようです。
実際に飲んでみると、日本のお茶とは違い、ぬるくして味わいを引き出す淹れ方でもあるようです。緑茶であっても、日本のような苦みは、出てきません。お茶と一緒に楽しむお菓子、茶食は、優しい味のするお餅でした。(ヨモギのお餅の方も、くせの強さなどありませんでした)
チマチョゴリを着て、お茶を楽しむ姿までさせていただいて、誠信女子大学の皆様には、本当に感謝の念に堪えません。
その後はキャンパスツアーで、学内にあるCostume Museumを訪問。学生さんたちが手分けして、ポイントポイントで説明してくれました。撮影禁止としている場所だったので、写真はなしです。生まれてから様々な節目や儀式で着る衣装が皇族と平民が着る服装が違うので、服を見れば身分や階級がわかるものだったと知りました。
そして、夜は大学近くのお店で、食事会。お料理がたくさん出てきて、みんなお腹いっぱいで帰りました。