みなさん,こんにちは
新年度が始まり,早一ヶ月半が過ぎました.
新しい環境になれましたか?
GWが過ぎて,なんとなく身体がだる〜いと思っている方もいるかもしれませんが,無理をしない程度に新しいことチャレンジしていきましょう.
さて,学生さんの様子はというと.新年度になって新たなボランティア活動に勤しんでいます.今日はその一端をご紹介したいと思います.
5月11日(土)に,泉区中央市民センターで「令和6年度 『泉中央きらめきカフェ』が開催されました.これは地域の高齢者施設と地域包括支援センターと泉区中央市民センターが協働して,センターに高齢者の方をお迎えして,講師によるお話(お勉強)と学生との交流を目的にしています.
高齢の方にとっては,日頃なかなかゆっくりとお話をする機会がない,施設職員や家族以外の人とお話する機会がないなどの課題を抱えています.学生は,逆に高齢者の方とお話をする機会がない,はじめてお会いする人とどのように話をすればよいのか,言葉を通してコミュニケーションをとる機会が少ないなどの課題があります.
実は,この会に参加した学生さんは将来「社会福祉士」や「精神保健福祉士」になりたいという学生さんたちです.頭ではわかっているけど,初対面の方とどうコミュニケーションを取ればよいのか,会話が続かなかったらどうしようなど不安を抱えながらの参加でした.
当日の活動では,当日のタームテーブルやお勉強会の資料の手渡し,出席の確認などをしたのち,いよいよ会場に入っていくつかのグループにそれぞれ分かれて高齢者の方とお話をさせて頂きました.
司会者より「話す内容はなんでもいいのよ」と言われ...最初は,「はて,何を話せばいいのやら...」という学生さんたちの反応でしたが,時間が経つにつれ,それぞれの出身地の自慢話や若い頃の仕事の話など交流の時間があっという間に過ぎました.
世代間の交流が少ないいま,年代の違う方とお話をすることにより,以前の暮らしを教えてもらったり.その人のことを理解したりすることの必要性を学生さんたちは感じているようでした.
学生さんたちのコメントでも,「今日は参加させて頂きありがとうございました.高齢者の方とコミュニケーションをとる際に,最初は何を話せばいいのか戸惑いましたが,たくさん話しかけて下さり,楽しむことができました.また,スタッフの方の声のかけ方などから勉強させて頂きました」(原文のママ)や「今日は,地域の方とたくさんお話できて楽しかったです.私たちの生活のことを聞いてくれたり,自分のことをたくさん話してくれたりして,とても楽しい良い時間を過ごすことができました.大学の授業では,レクレーションを学んでいて,地域の高齢者の方々と関わる機会が多いので,今回の経験をしっかりといかしていきたいです」(原文のママ)と学生さんたちも学びは多かったようです.
今回のボランティア活動は,まさに「他者を支援することは、支援する人が利益を受けている」を肌で感じた時間だったようです.