はじめまして。
世界が新型コロナによるパンデミックのさ中にある4月1日に、なんとも間が悪いことに、特任教授として単身赴任いたしました増田幹司と申します。
そして、なんと、というか、やはりというか、4月2日から、self-isolateということで、仙台での自宅待機となりました。東京から来たということで。
なので、この原稿は、大学の研究室ではなく、青葉区のはずれに仙台での自宅として借り受けたアパートの一室で書いています。self-isolationの期間明けに皆さんにお会いできる日が来るであろうことを楽しみにしながら。(でも、密閉、密集、密接はダメだから、social distanceを保ちながらね。もちろん、こまめな手洗いも大事ですよ。感染しない、感染させないために。)
4月1日以前は何を職業としていたかと言いますと、
厚生労働省の東京労働局労働基準部監督課で定年後再任用の専門監督官として1年間、その前は、氷点下30℃になることさえもある、極寒の地北海道旭川にある旭川大学保健福祉学部教授として、定年年齢までの4年間、単身赴任で勤務していました。
その前は、約30年間、厚生労働省において、本省や外局勤務の数年間を除いて、その大半を労働基準監督官という官職で行政官、特別司法警察員として勤務していました。
元々、大学院では経済学研究科で社会政策を専攻していて、経済学修士を取得した後、職業生活に入ってからも、仕事と研究の二足の草鞋を履いていて、気がついてみると結果として、経営学修士、社会学修士、法学修士の三つを取得していました。
いったい何を研究しているのかというと、社会保障と労災補償の本質に関するもので、このところ十数年間は、労災補償についてユニークなシステムを採用している、歴史的に見た場合福祉国家のパイオニアであるニュージーランド(以下NZ と記載)の研究を主にしています。そうしたこともあって、英会話は不得手なのに、NZ にはよく出かけて行きます。オールブラックスを頂点とするNZ のラグビーも大好きです。現地で観戦したりもします。日本で昨年開催されたRUGBY WORLD CUP 2019では、オールブラックスの全試合をスタジアムで観戦しました。こんな人物ですが、もうしばらくの間、比較的好きなことをしながら社会貢献ができればいいなと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。
なお、NZに興味のある方は、『ニュージーランド TODAY』(ニュージーランド学会編、春風社)を、是非一度手に取って眺めてみて下さい。
NZダニーデンにあるUNIVERSITY OF OTAGOにて
NZダニーデンにあるForsyth Barr Stadiumにて
NZオールブラックスの主将Kieran Read(RUGBY WORLD CUP 2019当時)と
(大分空港にて)