みなさーん。こんにちは。年の瀬、何かと気忙しい毎日ですが、いかがお過ごしですか。
コロナウイルスによる感染者数も増えていますので、手洗い、うがい、マスク、三密など注意して過ごしましょうね。
このブログ記事がアップするころは、クリスマスですかね?それとも、お正月?
じゃ、一挙に、Merry Christmas! そして、A Happy New Year!
今日は、卒業生インタビュー第8弾を掲載します。今回は、岩手県一関市社会福祉協議会にお勤めになっている大泉さんです。
では、さっそく...
教員:大泉さん、こんにちは。いくつか質問させてくださいね。
大泉さん:はい。
教員:早速ですけど、この仕事(資格取得)に就こうと思った理由からお聞かせください。
大泉さん:はい。私は、高校生の時、ボランティア場所を探すため社会福祉協議会に相談しに足を運んだり、広報紙からの情報収集を通して社会福祉協議会に関心を持つようになりました。それで、大学で福祉について専門的に学びたいと思いました。その中でも「地域福祉」という広い視野に目を向けて、一人でも多くの人を笑顔にする仕事をしたいと思いました。資格については、福祉の仕事について調べる中で社会福祉士という資格があることを知り、社会福祉士の資格を取得し社会福祉協議会で働きたいと思ったからです。
教員:そうですか。大学に入ってからではなくて、高校生の時にもう社会福祉協議会に興味をもったというのは、それは、凄いな。資格については、学生時代どのように勉強してたの?
大泉さん:はい。大学時にゼミのOGの先輩方が実際に行っていた勉強方法を教えていただいたことが全てです。実際に合格して働いている先輩方の姿を見て、憧れが強くなりました。自分に「合格した先輩と同じことに取り組めば合格できる」と思い込ませて、それをモチベーションにしていました(笑)。でも、先輩と同じことをしただけでは絶対に受からないことも分かっていたので、先輩がなさっていた以上のことに取り組むことを目標としていました。
教員:なるほど〜。確かに前に合格した人をイメージして勉強するのは、ひとつの方法だね。大泉さんのスゴイところは、「それ以上に」というところだね。「マネ」をして満足と思ってしまわなかったんだね。
大泉さん:はい。勉強の進め方を自分の中で描けていたのが、全てのモチベーションに繋がったのだと思います。先輩方には本当に感謝の気持ちで一杯です。
教員:今の就職先の「決めて」は。
大泉さん:地域ごとに「よりよい地域づくり」のための活動が盛んで、それぞれに地域の色があって良いなと感じました。少子高齢化で地域住民同士の関係や繋がりが希薄化していく中で、皆で良い地域にしていこうという思いに魅力を感じて、自分も地域住民の一人として地域づくりに貢献したいと思ったことです。
教員:「地域ごとに」っていうのがいいねぇ。今は、効率とか標準とかって言って、皆と同じにすることがいいような風潮がある。でも、そもそも、その地域の文化や住んでいる人が違うわけだから、その地域の持っている「強み」を活かした活動は必要だよね。「それぞれ」の特徴があっていいんだよね。確かに。
大泉さん:そうなんです。
教員:地域の「強み」を活かす...なんて言ったけど、実際は仕事での苦労話(専門職として)なんかもあるでしょ?
大泉さん:社会福祉士として貢献することがまだ出来ていないことですね…。実際に実践として現場で活躍していくのは大変難しいことであると痛感したと同時に何事も経験の積み重ねが大事だなと感じます。せっかく叶えた夢を無駄にしないように「悩むよりもまずは行動に移してみる」の気持ちで頑張っていきたいと思っています。
教員:そうだよね。すぐに出来るわけではないからね。今は、ほんとに覚えることがたくさんだもんね。これからだよね。楽しいのも大変なものもね。大学時代を振り返って(ゼミ・友達など)思い出は?
大泉さん:空きコマの時間で友達と話したり遊んだり、サークルや大学行事を楽しんだりと今でも思い出しています。実習等で辛い時期があった時には、話を聞いてもらった友達が心の支えでした。皆が頑張っているから私も頑張ろうと思えましたね。
教員:白百合で勉強してみてどうだった?
大泉さん:少人数だからこその強みでもあるのかもしれませんが、発表、発言する機会を沢山作っていただき、力をつけることができたと思っています。相手に伝える力は仕事でとても大切になってくるため、今の仕事に繋がると思います。他に、辛い時には先生方には相談に乗っていただき、アドバイスをいただいたこと等、沢山支えていただきました。こんなに一人に時間を割いていただけるのは、当たり前のことではないと思います。先生方には感謝の気持ちで一杯です。
教員:最後に、高校生のみなさんへメッセージをお願いします。
大泉さん:私は、人の役に立つことをするのはとても大変なことですが、同じくらい素敵なことでもあると思っています。社会人になって1年も経っていないですが、大学4年間で学んできたことが、様々な場面で役に立っているなと日々実感しています。経験した分だけその先の将来にも活かすことができると思うので、夢は大きく持って一つでも多くの体験をすることが良いかなと思います。大学4年間は長いようであっという間です。充実した生活を送ってください!
教員:今日はありがとうございました。