卒業式を迎えた4年生から、卒業式で学科代表として答辞を述べてくれた斎藤さんと、社会福祉士の国家試験合格をした橘川さんに一言いただきました。
〈出会いを大切に〉
先日無事に卒業式を迎えることが出来ました。4年間の大学生活を振り返ると友人たちと過ごした楽しかった日々を思い出します。
1年生のときの白百合祭でゼミ単位で出店した食べ物の露店、2年生のときは1つのテーマについてゼミのみんなで議論し深め合い、先生の指導の下フィールドワーク研究の形にまとめることが出来たことなどはとてもいい思い出です。話し合うことは大変でしたが、心理と福祉、専攻する学問が違う学生とゼミの中で交わす議論や発表はとても新鮮で楽しかったことを覚えています。私は心理を専攻してきましたが、福祉を専攻する友人たちと出会えたことは私の大学生活の中でも大きな財産の一つとなりました。
社会人になってからも友人たちとの交流は持ち続けたいと思っています!
皆さんも、たくさんのことに挑戦して、白百合でたくさんのいい出会いを体験してほしいと願っています。斎藤
〈思いを持ち続けること〉
入学当初、「社会福祉士」という資格取得を目指していた私は、学科必修と資格必須科目の多さに圧倒され、講義についていけるのか不安でした。
しかし、疑問点があれば先生に質問したり友達と教えあったりすることで内容理解に努めてきました。
4年間の講義や実習での専門的な学びに加え、空きコマ(空き授業)に友達と講義内容を確認したりテスト勉強した日々が懐かしく思い出されます。少人数体制は、先生に相談しやすく、友達とも親交を深めやすいとてもいい環境でした。友達と切磋琢磨した経験は「社会福祉士」国家試験の受験勉強をやりきる強さにつながったと感じています。その甲斐あって合格することが出来た時には本当にうれしかったです。
大学生活は、様々なことにチャレンジして、遊びも学びも無駄にしないように時間を有効に活用して欲しいと思います。白百合での大学生活を大いに楽しんでください。 橘川
齋藤さん、橘川さん、ありがとうございました。
本学科の基礎演習の体験や少人数制教育が、お二人の充実した大学生活に貢献出来ていたようでとても光栄に思います。今年は特に今までに経験したことのない世界規模での環境変化の中、卒業研究や国家試験の勉強など頑張れたこと、きっとこれからの人生の糧となることでしょう。学科教員の私たちも、学生さん一人一人の声をこれからも大切にして教育に取り組んでいきたいと思っております。
4年生の皆様、ご卒業おめでとうございました。心からお祝い申し上げます。